頭痛外来

たかが頭痛、されど頭痛。

頭痛はWHOの「仕事や日常生活に支障を来す疾患」のレポートで、すべての疾患の中で19位になるほど、生活に多大な影響を及ぼす疾患です。

特に片頭痛に関しては、患者さんの人数が非常に多く、月に何日も寝込んでしまい、仕事や家庭生活での大きな悩みになることがあります。また、頭痛が起こると困るため、頻回に鎮痛薬を内服し、鎮痛薬乱用頭痛になってしまっている頭痛患者さんも多くみられます。

これらの頭痛の多くは、適切に対応すれば、生活に支障がない程度に頭痛をコントロールできます。

もちろん、頭痛が、命にかかわる重篤な病気が原因している可能性があります。くも膜下出血や脳内出血、脳腫瘍などの場合は緊急に対応が必要になります。このような病気は問診・理学的所見や頭部画像検査でほぼ診断ができるため、当院では随時、頭部MRIでの検査を行っております。

関西でも数少ない頭痛専門医として、少しでも苦しんでいる方のお役に立てればと思っております。